私は毎年、梅酒をつけています。今年は芋焼酎と麦焼酎で梅酒を漬けました。去年漬けたブランデーの梅酒が、なかなか美味しかったので、バリエーションを増やしているところです。
使用した焼酎
今回、使った焼酎はこちらです。
五代原酒
天盃梅酒用
あまり、焼酎には詳しくないのですが、ホワイトリカーと違って、芋焼酎、麦焼酎の独特の芳香がします。どちらも一般的な焼酎よりもアルコール度数が高いものです。これが梅と同シンクロするのか楽しみです。
作り方
作り方はこちら。以前記事にした、私の勝ちパターンです。
梅酒にレシピ無しとも言います。それだけ、適当に作っても梅酒になるということですが、作った人の数だけ梅酒の種類があるとも言えるかもしれません。
仕込み
仕込み終わった梅酒の姿がこちら。
特筆すべきは、梅の実の大きさです。今年はかなり大きなサイズの南高梅を入手しました。ここ何年かで一番大きい梅を手に入れたので写真にもおさめてたかったのですが、残念なら仕込みに夢中になって、作業工程の写真を取り忘れました。。瓶は 4L なので、サイズ感の分かる方でしたら、梅の実が際立って大きいことが、瓶越しでも分かるかと思います。梅の実は必ずしも大きくなくても良いのですが、大きいほうがしわしわになりにくいですし、食べてもおいしいです。小振りの梅だとかわいそうなくらいしわくちゃに萎んでしまうことがあります。あれは梅の水分量や質にもよるかもしれませんが。いつもこの時期になると、私はスーパーに出回っている梅の大きさをチェックしています。今年は、母が大きい南高梅を見つけたというので買ってもらいました。
今回、一番迷ったのは氷砂糖の量でした。ホワイトリカーで作るときは、私はいつも 1kg の梅に対して 1kg の氷砂糖を使います。これは一般的にはかなり多いほうです。今回は、芋焼酎と麦焼酎でつけるので、焼酎の味と香りを楽しむなら、氷砂糖は少なめのほうが良いかなと懸念したのです。ただ、このあたりはやってみないと分からないことですし、氷砂糖の適量には好みという個人差も大きく影響します。結局、今年も、梅 1kg に対して 氷砂糖 1kg を使ってしまいました。この判断が吉と出るか凶と出るか。
ここから一年間、静かに熟成させていきます。今は、まだ焼酎が無色透明ですが、時間が経つにつれて徐々に琥珀色に変わっていきます。この変化を楽しむのも、梅酒を作る楽しさだと思います。氷砂糖の糖分が溶けて底に溜まるので、梅から均一にエキスを抽出するには時々ゆすってかきまぜたほうが良いです。熟成するまでの一年間が待ち遠しいですが、今年は去年漬けたブランデーの梅酒を楽しみたいと思います。