弥生研究所

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今年のプレイ時間を占有したゲーム(2022年)

Steam リプレイという機能を使って、今年遊んだゲームを振り返る記事です。 https://store.steampowered.com/replay

プレイ時間が多いということは、それだけ面白かったということを言葉以上に雄弁に語っています。Steam リプレイは優しい(?)ことに、現実的なプレイ時間ではなく、全体のプレイ時間に対する割合を表示してくれます。以降、タイトルと併記している % は、2022年の総プレイ時間に対する割合となります。

Factorio (16%)

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おそろしいことに、結局、今年もっともプレイしたのは Factorio だったという事実。購入日が2016年12月23日なので、自分でも飽きが来ないのが不思議なゲームです。ただ、このゲームは、プレイしていると時々仕事をしている様なうんざりさに襲われることがあるので、ブランクを挟むごとにハマるという、不思議なサイクルでプレイしています。私はこれでも MOD を入れずにバニラで楽しんでいるのですが、それでもこの沼力です。恐るべし。

タクティクスオウガ・リボーン (14%)

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巷では賛否両論が激しくぶつかった印象で、Steam 上の全期間レビューは年末時点で「やや好評 (1,865)」という結果でした。しかし、個人的には過小評価だろうというのが、私のプレイ時間が物語っています。11月12日という年末の発売ながら 2 位に食い込みました。私自身は、予約購入までして、超期待高でプレイしたわけですが、全く後悔するものではないです。現時点までで大体のコンテンツをしゃぶりつくした感じで、今後もぽちぽちプレイするでしょう。賛否両論の理由は、リマスターするにあたって盛り込んだ新しい要素(アイテムアジャストやらバフカードやら)が、ことごとくスベっていることにあるでしょうね。古参の声がデカいというのもあるかもしれません。タクティクスオウガの地力か凄い。

The Sims™ 4 (11%)

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一言でいえば、おままごとを電子ゲーム化したもの。ストーリーとして提供されるものは無く、ただひたすら自分自身でストーリーを紡いでいく人生シミュレーターです。ぼーっとプレイしていることもあれば、建築やキャラメイキングに集中することもあります。そんなにプレイしていた記憶はないんですが、結局この手のゲームが知らず知らずのうちに時間を奪っていくんだなあと気づかされます。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル (9%)

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以前、PS4 版でプレイしたことがある本作ですが、Steam へ移植されたと聞いて、また買ってしまったという次第。この作品の最大の魅力はキャラクターとストーリーでしょう。ジュブナイルあり、ピカレスクである本作は、若者特有の青臭さを根底に、思わぬ社会風刺へと展開していきます。そのカタルシスが本当に気持ちいい。おじさんがプレイしても面白いと感じるのに、思春期のティーンエイジャーがプレイしようものなら、中二病どころか人格が影響されると思う。それだけ訴求力がある。忘れたころにプレイすると元気がもらえる作品です。

Stellaris (9%)

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いわゆる 4X に当てはまるゲームですが、ステラリスの特徴は、4X の競技性が抑えられてロールプレイ要素が強いことです。ローグライクに近い部分もあるかな。4X だけあって、とにかくリプレイ性が高い。また、ステラリスひとつの作品に対する継続的開発が手厚い。日本のゲームは基本的に売り切りで、計画した DLC まで売ったら手離れが早く、そこからゲームは死んでいきます。しかし、ステラリスは DLC だけでなく、未だにバージョンアップを重ねて仕様変更、機能追加が行われています。つまり、未だに生きています。こういう開発姿勢、営業姿勢は日本の開発も見習うべきだと思います。日本のデベロッパーはタイトル、ブランドを浪費しすぎでは?

以上、プレイ時間の割合が高い 5 作品でした。