現在(2019/05/28)8凸。敏腕メイドを目指しているフェリシアさんを紹介します。
育成の背景と目的
以前、紹介したリズ、ジョルジュと組んでおまかせパを構成する一員です。無属性は全体的に攻撃能力が不足しがちです。低い攻撃力を少しでも底上げするため暗器としてデバフをかけるのが目的です。
キャラの選定理由
暗器キャラの候補は、フェリシアのほかに、サザ、カゲロウ、ジョーカーがいました。いずれも限界突破しやすいキャラクターたちです。ジョーカーはステータスだけを見れば、長所のない最も平坦なステータスをしているので、おまかせ運用に向いているのですが、専用武器がなく魅力に欠けます。カゲロウも秘毒の暗器を持っているものの専用武器ではないため、やはり選ぶだけの個性を持っていません。サザは攻め寄りのステータスをしていますが、どうにもならないほど守備と魔防が低いわけではありません。またペシュカドという専用武器を持っており、暗器の中では非常に有望なのですが、このペシュカドはヴェロニカのフリズスキャルヴに完全に食われているんですよね。これだけでヴェロニカの異常な強さが分かりますが、そうするとあえてペシュカドを持つサザを選択しようとは思えなくなってしまうのです。そこに台頭したのがフェリシアでした。
- HP:34
- 攻撃:23
- 速さ:37
- 守備:18
- 魔防:35
- 総合:147
フェリシアのステータスは見ての通り尖っていて、どう見てもおまかせ運用には向きません。暗器の中で屈指の速さと魔防を誇るものの、攻撃と守備は暗器の中でも最低水準です。しかし、専用武器のフェリシアの氷皿が魅力的でした。
- 威力:14
- 敵の守備か魔防の低いほうでダメージ計算
- 戦闘中に攻撃していれば、戦闘後に敵と、その周囲2マスの敵の守備、魔防-7(敵の次回行動終了まで)
- 敵が魔法の時、自身の奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時。最大値適用)
敵の守備と魔防にバフをかけるのは当然として、「守備か魔防の低いほうでダメージ計算」というのが魅力的です。この効果はマムクートの多くのブレスに付与されている効果ですが、ブレスでは射程2の敵のみという条件があるのに対し、フェリシアの氷皿にはその条件はありません。フェリシアの低い攻撃を上手く補う専用武器だと思いました。
低い守備に関しては、個体値に守備↑を選択し、聖印で守備を補強することで、基礎値の 18 から 24 まで上げることができます。武器錬成には特殊錬成を選択していますが、場合によっては守備錬成でもいいかもしれません。
スキル構成
近距離反撃と待ち伏せの組み合わせは鉄板とも言えるでしょう。攻撃の応援はバフをかける目的以上に、フェリシアが敵中に突っ込みすぎないようにするためのものです。AI に応援を使わせることで、自然と後衛に立たせることができます。おまかせ時に落ちやすいキャラがいる場合は応援系の補助スキルをつけることをお勧めします。
評価
フェリシアの評価は、専用武器であるフェリシアの氷皿によるところが大きいと思います。フェリシアの氷皿の効果によって、低い攻撃力ながら、攻撃の貧弱さをほとんど感じません。ただし、守備と魔防が高水準でまとまっている相手には手も足も出ません。まあ、そういう場合は、そもそもおまかせパではほぼ半壊、もしくは全滅の予感がします。例えば、イドゥンとかは明らかにきついです。素直にデバフ効果のみに期待しましょう。 また、守備の低さも目立ちますが、個体値、スキル、聖印、武器錬成など、守備を上げる機会は多いものです。意外とステータスのばらつきは抑えるのが簡単です。
今後の育成方針
フェリシアは優先して10凸まで目指します。現状では、暗器全般が不遇をかこっており、暗器の中でも強力なはずのペシュカドを持つサザですら、ヴェロニカの下位互換として認識される始末です。暗器キャラの育成は、特定の目的や愛がなければ、育成として成立しないでしょう。その点で、フェリシアはキャラ的にも性能的にも個性のあるキャラで、育成の甲斐があります。私も、しばらくはもう暗器の育成は良いかなと思えるほどには満足しています。
※2019年6月4日時点で、カゲロウやサイゾウの専用武器が告知されていますので、フェリシアの育成を考えている人は、今後の実装を比較検討したほうが良いでしょう。