弥生研究所

人は誰しもが生きることの専門家である

伝え方に小さな違い

何かを伝えるときに、得てして自分の信条や主張が入り込むことがある。事実を伝えるつもりで、無意識に信条や主張を伝えていると、コミュニケーションに雑音が入る。もちろん、主義主張を伝えるのが目的のコミュニケーションなら良いのだけれども。

  • 野球を知らない
  • 野球に興味がない

どちらの伝え方でも、野球に詳しくない事実は変わらないけれど、伝わり方は違うと思う。知らないというのはただの事実だが、興味がないというのは信条や主張が入り込んでいる。事実を伝えるべきなのか、信条や主張を伝えるべきなのか、ちゃんと意識して伝えるべきことを使い分けたい。